(皆様へご挨拶)
 

静かに目を閉じた瞬間、世界は二層に分かれます。
ひとつは人が生きる現実の世界。
もうひとつは、私が幼い頃から自然に触れてきた、
“気” と “魂” が流れ合う透明な世界です。

幼いころから、誰もいないはずの空間に漂う祈りの残り香や、先祖の気配がふわりと寄り添う瞬間を、まるで風が身体に触れるように感じてきました。

ご相談者さまと向き合うと、その方の背後には必ず「流れ」が現れます。

過去の痛みは黒銀の霧となって肩に滞り、心が求める未来は、細い糸のような光となって前方へ伸びる。

大切な人の想いは柔らかな色を帯びて揺らぎ、あなた自身の魂の声は、静かな鈴の音のように響いてくる。

それらはすべて、ただ“視える”だけではありません。
温度として、気配として、ときに深い森の中に立ったような神気として伝わってきます。

私はそのひとつひとつを読み取り、あなたの人生にとって必要なメッセージへと形にしていきます。

霊視とは、未来を当てるための術でも、特殊な力を誇示するためのものでもありません。

それは、あなたの魂が本当に向かうべき道を、深い静寂の中で照らす“神域の灯り”のようなもの。

そこに心理学の視点が重なることで、霊的な示しと現実の問題が結びつき、あなたの人生が本来進むべき方向へ静かに流れ始めます。

私が霊視を行う理由はただ一つ。

あなたの魂が迷いの霧を抜け、本来の光を取り戻す瞬間に立ち会いたいからです。